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長野県の最南端にある飯田市は、かつては東山道、三州街道、遠州街道や天竜川を利用し交通の要所として栄えました。南アルプスと中央アルプスに囲まれ、南北に天竜川が流れる自然豊かな谷地形をしており、自然にまつわる観光スポットが多くあります。中でも飯田ICから車で1時間15分の距離にある下栗の里は、標高800mから1000mの傾斜面に畑や家々が点在しており、日本のチロルと呼ばれています。文化面においては、神楽や人形浄瑠璃が盛んで、今では人形劇のまちとしても知られています。毎年夏に行われる人形劇フェスタでは、国内外から人形劇団が集い市内を中心に120箇所で披露されます。文化振興を目的とした飯田市川本喜八郎人形美術館が中心部にあるので、立ち寄ってみてもいいかもしれません。中心部から国道152号経由で1時間程走ると、旧木沢小学校が見えてきます。昭和7年に建てられた木造の校舎で、平成12年に廃校となった今、資料館としてそのままの形を残しています。懐かしさを感じられるおすすめのスポットです。飯田駅を中心に飯田線沿線にレンタカーの営業所があるので、中心部が出発点となりそうです。スポットによっては運転しがいのある距離になるので、緑を感じる休憩タイムを取りながらドライブを楽しめます。
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